

CONCEPT
目には見えない豊かさを紡ぐ家づくり
私たちがつくりたいのは、ただ「冬は暖かく、夏は涼しい」だけの家ではありません。
もっと大切にしているのは、人が本来持つ五感が心地よく満たされる空間です。
木の香り、やわらかな光、風の通り抜ける気配。
自然の力をそっと受け入れ、それを愉しむことができる家が、私たち現代人に今こそ必要だと感じています。
そんな空間に身を置くことで、体も心もほっと安らぎ、暮らしそのものが優しく整っていくのではないでしょうか。
だからこそ、私たちは普遍的で誠実なデザインを大切にしています。
派手さよりも、住み重ねるほどに味わいが深まる家。
細やかなディテール、内と外との美しいつながり——それらが住まう人の感覚に静かに響き、
やがて人生の風景になっていくと信じています。
本質を見つめ、ていねいに、正直につくる。
それが、ルピナスハウスの家づくりです。
居心地の良さをつくるものたち
01
Important things
美しい建築には「余白」があります。
「余白」とは、物理的なスペースだけでなく、暮らしの動線の中に心の余裕を生む設計のこと。
例えば、開口部や建具の配置なども大きなポイントとなっていて、風景を取り込み室内に広がりをもたらせたり、あえて重心を低くして落ち着きをもたらしたり、情緒的な要素を演出する技術もそのひとつです。
また、光と影のバランスを意識することで 直射日光ではなく、間接的な「やわらかな光」を取り入れたり、リラックスできる場所には、頭上からの明るすぎる照明を減らすなど照明計画も余白を生む大切な計画だと考えます。


そこにしかない暮らしを読み解く
02
Important things
家は単なる箱ではなく、そこに住む人と土地の歴史、自然、文化が溶け合うことで完成します。
ルピナスハウスでは、建築を通じて「その土地ならではの暮らし」を大切にし、風景の一部となる家づくりを目指しています。
地域の気候を検討し、日射や通風を考えた設計で、最適な室内環境となるような躯体づくり、素材選びを大切にしています。
素材が持つ味わいを大切にする
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Important things
建築において、素材は単なる構造の一部ではなく、空間の表情を決定づける大切な要素です。ルピナスハウスでは、経年変化を楽しめる素材を積極的に採用し、住まいが時とともに味わいを増していくことを大切にしています。
素材の魅力は、視覚だけでなく「手触り」からも感じることができます。日々触れる場所にこそ、自然の温もりを感じられる素材を選ぶことで、より愛着の湧く住まいになります。
