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Gentle light, fullness.





朝、家族が集まるその部屋に新たな光が室内に差し込む。
白い光に満たされた壁は、美しい絵のように。
一日の終わり夜の帳が降りる頃、心地よさに満ちた人工灯は、空間・素材を浮かび上がらせ家族を温かく包み込む。
日々の暮らしを心地よくするために整えられたオーセンティックなこの家で、豊かな光を享受しながら移ろいゆく季節の変化を愉しむことの贅沢さに気づかされる。
日本人は四季と共に移ろう環境の中で過ごしています。
日々変化するもの、それは光と風、そして熱です。太陽高度の変化に伴い、春から夏へ、秋から冬へと寒暖は移っていきます。
意匠とは別に、目にみえないものをデザインすることが根底にあることで、暖かさや過ごしやすさに繋がり、豊かな暮らしが紡がれていくのだと思うのです。

リビングからの目線